20110719

Kazuhiko Tomiyama グラフィックアート in パリ 作品NO.401


今までやりたくても止まっていた、グラフィックアートの作品作りがパリに行って復活しました。

作品解説
日常的に私たちが生きている普段の生活を、超現実的な世界観で表現したかった。このロケーションはパリに住んでいる人は、日常に見ているはず。でも、ある一定の色を抜くことや、色相をズラすことによって、現実を超えた世界にTripした感覚になる。
この画面では詳細が見えないが、細部に渡って、人間の視力では見えない細かい細部を表現してあり、人間の視覚認識の限界と実態像のマイナスノイズを減らして表現してみた。

同じ撮影画像を複数重ねて、それぞれに色相類を持たせ、その上に、手書きで細部を描き込んだ。
苦労した点は、とにかく、画面の色がプリンターから出せないこと。
光の3原色RGBの特性と、色の3原色CMYKの特性が一致しない。光と色という、「反し対する存在」は、実在の原点が違うことを実感した。